パール幼稚園の園庭にある桜が咲き始め春を感じる中、雪も混じる雨が降り、とても寒い1日となりました。
お足元の悪い中ではありますが、マタニティクラスにお一人の妊婦さんと上のお子様が足を運んでくださいました。
本日は「お産に向けて心のバランスを整えよう」をテーマに、お産への不安を取り除き、前向きに自分のお産と向き合って頂くためのお話をさせて頂きました。
出産は、
①お母さんの陣痛・いきみ(腹圧)
②赤ちゃんの通り道(産道)
③赤ちゃんのまわり方(回旋)
この3つの条件が整うことでスムーズに進んでいきます。
1つ1つの内容を紐解きながらお話を進めていくのですが、今回いらっしゃった妊婦さんは経産婦さんということで、前回のお産を振り返りながらお話していきました。
あの時陣痛促進剤を使ったのはなぜだろう…。
腰の痛みはどうして起こるのだろう…。
様々ななぜ?には必ずこの3つの条件の中に理由が隠されています。
逆に言えば、妊娠中からこの3つの条件を満たせるよう整えておくことで、誰もが願う「安産」に近づく第一歩となるのです。
しかし、③の赤ちゃんのまわり方に関しては、赤ちゃん次第というところも…。
ただ、どれだけ妊娠中に赤ちゃんとコミュニケーションを図り、お母さんと赤ちゃんが1つになれるかが鍵となります。
特に上のお子様がいらっしゃる場合、お腹にいる赤ちゃんと向き合う時間は少ないのが現状です。
その中でも1日1回お腹に手を当てて赤ちゃんと対話をする。
それだけでもお産中の赤ちゃんはお母さんに身を委ねることができ、お母さんの思うままに回って生まれてきてくれるのです。
そんなお話を1つ1つ丁寧にお伝えしていきます。
初めてのご出産の方はもちろんのこと、お二人目・三人目のご出産の方もぜひ足を運んで頂けると嬉しいです。
お産の話の後は、いよいよロゼット作りです。
このロゼットも生まれてくる赤ちゃんに向けて作成するものなので、お腹の赤ちゃんに想いを向けるとても良い時間になります。
喜んで頂けて何よりです。
本日はありがとうございました。
今回も自分らしいご出産ができることを、心よりお祈り申し上げます。