音舞台を間近に控え、どの学年も楽しみな気持ちとやる気が高まってきています。
昨日は、その中でも子どもたちが特に心待ちにしていた「楽器発表」がありました。
楽器発表とは、音舞台に向けて子どもたちが担当する楽器を、担任の先生が一人ひとりに伝える大切な日です。自分の役割を知ることで、子どもたちは気持ちを新たにし、これからの練習への意欲を高めていきます。
発表の際には、
「〇〇ちゃんは足を揃えるのが上手だから、足隊長お願いね」
「〇〇くんはミの音がとてもきれいに出せるから、ミの音隊長ね」
というように、子どもたち一人ひとりの得意なことや頑張っている姿をしっかり伝えながら、役割をお願いしています。
子どもたちが自分の力を認めてもらえる瞬間でもあり、表情がぱっと明るくなる姿がとても印象的でした。
楽器の担当は、「演奏が上手だから」という理由で決めているわけではありません。
毎日の姿勢や頑張る姿を大切にしながら、子どもたちに合った役割を担任の先生が心を込めて選んでいます。
様々な楽器に挑戦したい気持ちから悔しい思いをする子もいましたが、その気持ちもこれから大きく成長していくための大切な経験だと感じています。
いよいよ音舞台まであと8日。
本番が迫っていますが、子どもたちが最後まで楽しく、そして自信を持って舞台に立てるよう、心を一つにして準備を進めてまいります。
保護者の皆様も、ぜひ当日を楽しみにお待ちいただければと思います。

