少し早いですが…5月5日はこどもの日ですね♪
元々こどもの日は「端午の節句」で、男の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをする日でした。しかし「子どもの人格を重んじ、子どもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」祝日と決められてから、端午の節句がこどもの日になったそうです。
そのため本来は男の子の成長を祝うための日でしたが、今では子ども達みんなをお祝いするようになりました。
年少クラスでは、この日に向けて『かぶと』を製作しています。
かぶとは元々、武士にとって身を守るための道具で、鎌倉時代の武家では5月になると兜や鎧を外に出して虫干しと手入れを行う習慣がありました。
端午の節句に武具を飾ることはこの習慣の名残りだと言われています。
また、病気や事故から守り、困難に勝って丈夫に育ってほしいという願いが込められているそうです。
そんな願いを込めながら、男の子は青色・女の子は朱色の“もみ紙”を使用しました。
机いっぱいに広がる大きなもみ紙を、かわいい小さな手で一生懸命折ります。
角と角を合わせて…折り目にギュッギュッとアイロンをかけます。
「さらさら〜!」「すべすべで気持ちいい♡」と紙の感触を楽しむ姿もありました。
かぶとが折れたら、今度は金と銀の折り紙をちぎり貼りしました★
とても豪華な、かっこいいかぶとになりました!
幼稚園という場で、日本の文化の素晴らしさをたくさん知り、学んでもらえるようにこれからも年中行事を大切にしていきたいと思います。
ご家庭でも是非、こどもの日についてお子様と話してみて下さいね♡